濁りの部位によって削る量が変わりますので、近視を減らすということになります。
白内障がある方は、先に白内障の手術をして、−3〜−4ディオプターの近視にしてからPTKを行うと、ほぼ正視にすることができます。 濁りが強くて先に白内障の手術ができない場合は、先にPTKを行い、中心から3ミリの領域の平均屈折力を角膜屈折力として、眼内レンズの度数を決めますが、予想度数とずれることがありえます。
術後の自覚症状の改善はコントラスト感度の上昇、色彩の鮮明さ、矯正視力の上昇とあっては朗報です。 PTKは近視矯正手術より認可が早く、1998年より認可されています。

エキシマレーザーの普及でどこでも簡単に(片眼5分、両眼10分)日帰りで手術ができますので、一度眼科でご相談されたらいかがでしょうか。 その他の近視矯正方法RK、LASIK、PRK、LASEK、オルソケラトロジー以外の近視矯正方法についてお話しいたします。
いずれも現在、認可されていませんが、一番多く用いられているのが、角膜リングです。 これは、現在レーシックの適応が、1.0ディオプターまでのため、それ以上の近視矯正にレーシックと組み合わせて、25ディオプターまでの矯正に用いられています。
ポリメチルメタクリレート製の2つのセグメントに分かれた角膜リングを角膜周辺部に挿入し、周辺を厚くすることにより、物理的に角膜の中央をフラット化させ、近視を減らす方法です。 一般的には13.5ディオプターまでの近視矯正が可能です。
また、問題がある場合は、摘出あるいは交換が可能です。 円錐角膜に対して効果があるとの報告がありますが、長期予後に関しては不明です。
合併症としては、角膜リングによる乱視が考えられます。 次に現在、アメリカで臨床試験が進行中のハイドロシェル角膜内レンズについて説明します。

これは、レーシックと同じようにマイクロケラトームでフラップをつくり、角膜内でなく遠視矯正用として用いられます。 強度遠視の無水晶体眼に、このレンズを用い、術レンズを角膜ベッドの上にのせ、フラップを戻し角膜を縫合するものです。
近視矯正だけ後2年で矯正精度±1ディオプター以内50%、±3ディオプター以内88%と安定しています。 しかし、不正乱視のためか、平均で矯正視力が2段階低下しており、まだ実際に臨床で使える段階ではありません。

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